新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年は、誰もが経験したことのないまさに未曾有の事態というべき一年でした。そして引き続き、不安な日々が続きそうな状況です。

釈尊(お釈迦様)の説かれた仏道の教えのなかに、「諸行無常」という言葉があります。

全ての物事は常に流動・変化するものであり、一瞬といえども同じ状態を保持することができないことを示す言葉です。私たちが今まさに経験している状況は、まさに諸行無常を痛感するものではないでしょうか。

今まで当たり前に行っていた外出や食事、そして会話。その全てが気を使うものになってしまいました。まさに、「当たり前」が実はそうではなかったことを痛感しました。「新しい生活様式」という言葉も登場し、withコロナの時代をどう生きていくかを考える段階に来ています。

物事は必ず変化していきます。この状況もいつかは必ず変わり、いずれ収束に至るでしょう。だからこそ今の状況に悲観しすぎず、今できることを精一杯つとめることが必要です。

こんな時代だからこそ、仏の教えがより一層深みをもって聞こえます。

宝林寺では、皆様に安心してお参り頂くために様々な対策を行って参りました。引き続き出来ることを模索して適切な対策を行ってまいります。各種法要や各ご家庭の回忌法要のオンライン実施など、試行錯誤ではありますが可能な限りの方法を模索してまいります。

本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

合掌

2021年1月 宝林寺副住職

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